松の赤ちゃん

 

 

 

松ぼっくりの中に身を隠す種を土に植え、毎日お日様に当て、

土を湿らせておくと、20日程過ぎた辺りから芽が出始めます。

 

 

 

 

 

コーヒー豆のような種を頭に背負いながらニョキニョキと土から顔を出し、

毎日数ミリずつ成長します。

 

 

 

 

 

 

更に3日ほどで種の下がラクビーボールのような形に膨れ、

種がポロッと落ちると、そこが松の葉っぱとなって開いてきます。

 

 

 

 

 

 

少しずつ手を広げるかのようにのびのび成長していく姿は、

小さいけれど決して弱々しくはなく、

風に吹かれても倒れることもなく上に伸び続け、

赤ちゃんでも逞しく愛しさに溢れ、元気を貰います。

 

松の成長を見守りながらも、その心に応えてくれるかのように

毎日沢山の感動を与えてくれますよ。

 

 

 

 

 

 

#赤松の芽