魂を磨く修行(日常生活の心得)

 

 

昔からよく云われる、魂を磨け、魂を研く修行をせよ、深く深く修行せよ、と云います。

修行のために出家して僧侶になったり、山へ入り行者になったりする人がたくさんおりましたが、
現在ではほとんど見られなくなりました。

しかし、魂の研きをするのに、入山したり出家しなくても、十分に出来ます。

それは日常的に少しだけ心掛けすれば良いのです。

この心掛けこそが修行なのです。

 


昔の人が云う、深く修行をせよ、とは専門的に学ぶ、と云うことではなく、
終わりの無い、永く、長く続けよ、と云う意味です。


先ずは、今日までの生活の習慣を少しずつ変えていきます。

一番大切なことは、質素な生活にすることです。

これは、衣食住におよびますが、つまり物欲を減らしていきます。

心や頭の中に、あれもほしい、これも欲しい、美味しいものが食べたい、友達と逢いたい、
等々の欲望を少しずつ捨てていくように心掛けていきます。

中々難しいですが、焦らずに続けることが大切です。