蛭子神 (ひるこのかみ)

 

 

伊邪那岐命と伊邪那美命が国作りの際に天沼矛をかき回して

最初に生み出した子であるが、不具の為に葦の舟で流され、

海の彼方にある常世の国に流れ着く。

 

拾われて育てられ、成長した蛭子神は再び海岸に漂着し、

後に恵比寿神となる。

 


恵比寿神は、豊漁や航海を見守り、海の神として祀られていたが、

商業や農業の神となり、やがて商売繁盛の福の神となり、

七福神の一神として親しまれる存在になる。