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汚物から生まれた神
伊邪那美命が火の神である火之迦具土神を生み、重体になった時、
嘔吐物から神々が生まれる。
嘔吐物から生まれた神
金山毘古神 (かなやまびこのかみ)
金山毘売神 (かなやまびめのかみ)
鉱山、製鉄を司る神とされ、全国の金山神社や岐阜県の南宮大社、
宮城県の黄金山神社で祀られている。
鉱業、金属業、製鉄鋳造業などにおいて信仰されてきた。
排泄した糞から生まれた神
波邇夜須毘古神 (はにやすびこのかみ)
波邇夜須毘売神 (はにやすびめのかみ)
粘土を練り、焼いて神聖な祭具を作る材料となる土の神である。
群馬県の榛名神社、奈良県の畝尾坐健土安神社で祀られている。
排泄した尿から生まれた神
弥都波能売神 (みつはのめのかみ)
農耕の水を司る神とされ、井戸の神ともされ、熊本県の幣立神宮、
奈良県の丹生川上神社で祀られている。
和久産巣日神 (わくむすひのかみ)
五穀、養蚕の神であり、後に豊宇気毘売神 (とようけびめのかみ)を生む。
豊宇気毘売神は、伊勢神宮の外宮に祀られる豊受大神(とようけのおおみかみ)である。
和久産巣日神は、京都の愛宕神社や福島県の安積国造神社で祀られている。