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月読命
月読命(つくよみのみこと)は、天照大御神を姉とし、須佐之男命を弟に持つ
三貴子の一柱で、伊邪那岐命から夜の世界を治めるように託される。
月読命は、天照大御神に命じられ保食神(うけもちのかみ)を尋ね、
保食神が口から食べ物を吐き出してもてなしたところ、
月読命は汚らわしいと保食神を殺害してしまう。
それに怒った天照大御神は、月読命と二度と会わないとして
太陽と月が出会うことはなくなり、昼と夜が生まれた。
月齢を読む神とは暦を読む神であり、五穀豊穣の神でもあり、
また月の引力によって潮の満ち引きがおきるように海との関わりも深く、
豊漁の神ともされている。
有名な神社では、伊勢の内宮別宮・月讀宮、山形の月山山頂にある
月山神社や出羽三山神社、京都の月読神社などで祀られている。
修験道の山でもある月山は、神の存在を感じる非常に神秘的な山である。
月山山頂の月山神社
月山からの眺め
出羽三山神社
内宮別宮・月讀宮では伊邪那岐命、伊邪那美命、月読命、月読命荒御魂が祀られている