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生きる上での視点
植物は与えられた場所で、自ら動くことが出来ない環境の中で
ただ生き抜くことを学び、
アリや小さな虫たちは自ら動くことが出来るが、
二次元の世界(四方八方で上下がない世界)だけで生きることを許され、
行く手を阻むものがあれば反射的に避け、自然の流れの中で
生き抜くことを学んでいます。
もしアリが上から見下ろす視点を持っていたり、危険を察知する能力が
備わっていれば、もっと賢い動き方をしているでしょう。
人は三次元(四方八方+上下)の世界で生きているけれど、
自分の言動や物事に対して、視点を上から捉えるようにするだけで、
アリが上から見下ろして賢く動き回るかのような生き方に変えることが
誰にでも可能です。
現実の物事に悩んだり振り回されて疲れ果ててしまうのは、
視点が二次元の世界になってしまっており、
目の前の壁しか見えていないからで、上からの視点に変えて物事を捉えた時、
自分という人間を客観的にみることで、愚かさや身勝手さなど
壁が立ちはだかる意味や原因を冷静に捉えることができますよ。
より深く神なる視点で心の状態まで見通せば、
心の歪みやしたたかさ、心の温かさなど、
言動に至る前の状態まで見えてきますから。
それによって起こる物事の意味を理解することができ、
これまでとは言葉も行動も心の状態までもが変わってしまいます。
常に上からの視点で物事を捉える癖をつけていくことで、
人間に与えられた次元高き能力を高めることになり、
生きる喜びはより深いものへと変わっていきますよ。