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野生動物の進化した行動
南極大陸に生息する皇帝ペンギンは、卵を産んだ母親が餌を取りに
数百キロを移動し戻るまでの間、父親がお腹と足の間に卵を入れ、
その期間何も口にすることなくひたすら卵を温め続け、
ブリザードでは−60度にもなる極寒に耐える為に皆で円陣を作り
くっつき合って温め合い、群れの外側から内側へと少しずつ移動しながら
群れの中心に辿りつく頃には身体が温まり、
温まったらまた群れの端に戻るという教育されたかのような
野生行動によって、自分の卵を守り抜きます。
野生のペンギンは他の動物に襲われないように集団で行動する傾向があり、
親が餌を取りにいく間、子供を育てていない他の大人ペンギンが
子供たちの集団を守ります。
他人であろうと関係なく仲間を助ける姿は、本能による尊きもので、
長い期間の中で生き抜く為にこのような行動を取るように
進化していったのでしょう。
人間も生き抜く姿は野生動物と変わりなく、厳しい状況にさらされた時、
ただ助けたいと思う心や他人など関係なく助け合う心が生じます。
野生動物たちは常にそのような本能で生き抜く為に工夫し、
助け合って進化し続けています。
私たち人間は同じ人間だけでなく動物たちを守ろうと思ったら、
今よりもっと進化した生き物になるのです。
皇帝ペンギンの動画
https://www.youtube.com/watch?v=eWxCwGp6dC4
#動物#自然#調和