日子番能邇邇芸命(ひこほのににぎのみこと)

 

 

邇邇芸命は天照大御神が高天原で栽培した稲穂を地上で実らせ、

稲作の起源となり、農業の神、五穀豊穣の神として祀られる。

 

高千穂に降臨した邇邇芸命は、花のように美しい木花之佐久夜毘売命

(このはなのさくやびめ)と出会い求婚する。

 

 

木花之佐久夜毘売命は山の神である大山津見神の娘で、大山津見神は喜び、

石のように長命であることを祈願して姉の石長売(いしながひめ)も

一緒に差し出したが、容貌が醜かった為、送り返してしまう。

 

 

木花之佐久夜毘売命との間には、3柱の子、火照命(ほでりのみこと)、

火須勢理命(ほすせりのみこと)、火遠理命(ほおりのみこと)をもうける。

そしてその火遠理命の孫が初代の桓武天皇である。

 

霧島神社では天孫から第4代の神々を祀られている。