木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやびめ)

 

 

邇邇芸命は木花之佐久夜毘売命に一目ぼれして求婚したことで

大山津見神を喜ばせたが、姉の石長売を返したことによって

大山津見神を失望させ、「石長売を傍に置いておけば命は岩のように

永遠だったのに儚いものになるでしょう」と告げられる。

 


木花之佐久夜毘売命は結婚して一夜にして身篭もり、余りに早く身篭ったことで

他の国津神の子ではないかと疑いをかけられ、それに怒った木花之佐久夜毘売命は

産屋に閉じこもって火を放つ。

 

「邇邇芸命の子であれば何があっても無事に産まれるはず」と言い

火の中で三柱の子を産む。

 

 

全国の浅間神社で祀られ、富士山本宮浅間大社では木花之佐久夜毘売命を

主祭神として祀り、相殿神に邇邇芸命が祀られている。

 

 

富士浅間神社